首都圏鵜川会推奨 「鵜川の話 U」

 高橋義宗さん著、鵜川郷土歴史研究会編の『鵜川の話U』が出版された。
昭和61年に発行され、反響をよんだ『鵜川の話』の続編として、鵜川出身で桐生市在住の郷土史研究家・高橋義宗さんが執筆したもの。
 今回は主として民俗的な見地から鵜川のあゆみをまとめ、研究会代表の高橋力三さんが編集、大図軍之丞さんが監修を担当するなど、首都圏に在住の鵜川出身者の望郷の思いが結集したA5版、463頁の労作となった。
  著者の高橋義宗さんはあとがきの中で「村の現状を思うとき、やがては幻の里となる集落があり、何かを残すことも老人の役目の一つと思って、執筆にあたりました。次の世代に鵜川のことを伝える材料として、お役に立てれば幸いです。」と、
 また編集後記で高橋力三さんは「昭和26年に中学校を卒業してすぐ上京したため、鵜川については、ただ『ふるさとは遠くにありて思うもの』につきます。編集にあたっては懐かしい鵜川にどっぷりとつかりながら子供のときに聞いた話を思い出し、確認するという楽しい時間でありました。と編集作業をふりかえっている。                 <柏新時報 より>

●頒布完了いたしました!

                           
鵜川の話(T、U)  柏新時報:平成8年3月1日

●「鵜川の話T」、「鵜川の話U」の総目次をご紹介します。

   鵜川の話(T) 総目次

    推薦の辞
    監修の辞
   はじめに

  第  一 編 集落名と屋号
  第  二 編 四方の山の神仏
  第  三 編 住まいの建造物
  第  四 編 里の黎明期
  第  五 編 天然自然の造形物
  第  六 編 鵜 川
  第  七 編 天 領
  第  八 編 社寺址
  第  九 編 峠 道
  第  十 編 遺 跡
  第十一編 開 拓
  第十二編 鵜川神社と黒姫神社
  第十三編 黒姫山
  第十四編 葬礼場
  第十五編 橇と木出し
  第十六編 石造りの神仏
  第十七編 炭焼き
  第十八編 竹細工

      あとがき

   鵜川の話(U) 総目次

    
    はじめに

  第  一 編 鵜川村の地勢と風土
  第  二 編 開 拓
  第  三 編 村作りと移民の受入れ
  第  四 編 越後騒動
  第  五 編 村の歴史と屋号の由来
  第  六 編 氏姓と名字
  第  七 編 茅葺の家
  第  八 編 三本の大杉
  第  九 編 出稼ぎ
  第  十 編 昔 話
  第十一編 地名を訪ねて
  第十二編 太夫舞(神楽)
  第十三編 地芝居
  第十四編 鵜川の言葉
  第十五編 花火の話
  篇十六編 冬の歳時記
  第十七編 年中行事
  第十八編 天保の飢饉と生田萬
  第十九編 獣の話
  第二十編 綾子舞考
  第廿一編 雑魚の網
      あとがき
    

      

                   

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